※↑写真は2020ですが、当商品は2021ヴィンテージ（令和3醸造年度）です

「翁 下原（おきな しもはら）」とは、
現在の『大信州』の礎を築いた
小谷（おたり）杜氏・下原多津栄杜氏のこと。
蔵の内外から “おやっさ”、“おやじさん”、“じっさ” と呼ばれ、
皆に慕われてきたそうです。
16歳から2008年の91歳で引退するまで75年ものあいだ杜氏を務め、
そのお酒がどう造られたか当ててしまうという
神がかった利き酒能力から
名杜氏と称される小谷杜氏仲間からも恐れられていたそうです。

去る2020年8月に、
103歳で天寿をまっとうされましたが、
『大信州』の中には今も “おやっさ” の言葉や信念が
蔵人たちに引き継がれ、息づいています。

そんな “おやっさ” の名を冠する当商品は、
『大信州』の中では比較的香りが穏やかな純米大吟醸です。
じっくり時間をかけて精米した長野県産の契約栽培米「金紋錦」の粒選りを使用。
小仕込みによる贅沢な造りと0〜3℃の冷温で瓶貯蔵を施すことで、
上品でありながら存在感のある味わいを表現しています。
柔らかく広がる旨みと、ゆっくり訪れる優しく上品な吟香が特長の純米大吟醸。
存分にご堪能ください。
 

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