カーブドッチの「どうぶつシリーズ」は、
醸造家・掛川さんの趣味に走ったワインたちで彩られたシリーズ。
そのため、通常のカーブドッチワインとは味わいが少し異なります。
目指すのは“優しく体に染み入るようなワイン”。

さて、2018 ヴィンテージ、当シリーズから登場した「やまどり三部作」は、
東北のラブルスカ系品種数種のアッサンブラージュがベースという意欲的連作。

第一部「鳴く（1気圧・薄濁り）」←当商品
第二部「飛ぶ（4気圧・濁り）」
第三部「舞う（スティル・濁り無し）」

掛川さんは「鳴く」を造った際、
これまでの自身の経験を基にラブルスカ系のぶどうと
向き合った結果生まれたニュアンスと述懐されています。
また、どの品種も強い個性を持つのであえて単一では造らず、
各品種の長所と短所を組み合わせながら目指す味わいを造られたとのこと。

ここからは、掛川さんのコメントをそのままご紹介します。
 

“やまどり『鳴く』は1気圧程度の微発泡です。
この程度の圧だとスパークリングワインというよりも、
飲んだ時のボリューム感と爽やかさを増す役割です。
瓶内に澱を少し残した状態で瓶詰を行っているので
瓶を立てた状態で保管したものを抜栓すると
最後の方が濃いめの澱になり味わいが豊かになります。
味わいを均一にしたい場合は抜栓5分ほど前に軽く振ってください。

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トップに来るのは懐かしいぶどうの香りと
イチゴを想わせる華やかな香り。
口に含むと柔らかな質感の液体が舌の上に広がり、
同時にかすかな発泡感が口の中を刺激します。
ミドルからアフターにかけてキレイに味わいが続き、
長めの酸が余韻をつくっています。
ラブルスカの強烈な個性は自分の中で賛否が渦巻きますが、
こうして造るとバランスよくなって美味しいと思います。

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そう、このワインを飲むときは
ぜひ『やまどり』という鳥を検索してご覧ください。
その鮮やかな赤はワインの色を、
凛々しく伸びる尾はワインの酸を連想するはずです。
ともあれどうぶつシリーズで初のラブルスカをお楽しみください。”

 

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