「水曜に取り寄せたお酒で土日(週末)を楽しむ」がモットー(志向)。
毎日をゆるく生きる水取 日土志の緩ライフを毎週ゆる〜くご紹介。
さて、今週はどんな緩ライフを過ごしているでしょうか……
今週の晩酌酒 vol.32
夏酒/AKABU 赤武 SEA 純米 720ml
透き通る蒼い海ボトル
AKBと旅する南の島?!
古舘 龍之介という男を知ってるかい?
今や名実ともにトップ杜氏流派である
「南部杜氏」の拠点である岩手県にあって、
25歳という若手ながらメキメキ頭角を現す
新世代の杜氏さん。
若干24歳にして、全国新酒鑑評会で
「金賞」を獲得した杜氏界の超新星なのだ。
たいしたもんだ。日本の未来も明るい。
そんなヤングマスターたる
彼が醸す酒が「AKABU 赤武」である。
AKABUから新しいお酒が出る度、
品質の高さだけでなく、
毎回味わいの真新しさに驚かされる。
いい意味でトリックスターでもあるわけさ。
実力に伴って人気もうなぎ登り。
かがた屋酒店の超 大型 中型新人バカボン氏も
「最近は飛ぶように売れる」と言ってたな。
そんなAKABUのめっちゃ「海」な酒がこいつだーーっ!
[夏酒]AKABU 赤武 SEA 純米 720ml
(あかぶ しー)
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見てよ。
このブルーキュラソーと見まごう真っ青な瓶。
吸い込まれるようなダーク・ブルーに
シンプルな赤ロゴのディープ・インパクトォ!
ふと深海アドベンチャーの金字塔、
映画『アビス』(監督:ジェームズ・キャメロン)
を思い出した。
そりゃあAKABUの“SEA”だもん、連想もする。
『グランブルー』でも『海底2万マイル』でも
『ふしぎの海のナディア』でもいいけどさ。
時節的にももうすぐ海開きだが、
その前にお家で海開き(開栓)すんぜ。
Yo!Yo! 太平洋!大西洋!待ってろYo!!
おっとその前に今日の酒肴をご紹介。
きゅうりとワカメのツナ和え
あっさりさっぱりで
この季節になると無性に食べたくなる
夏にぴったりのヘルシー&簡単惣菜。
ツナ缶のおかげで食べ応えあるから
物足りなく感じることもない和のサラダ。
で、ツナ缶は数あれど、もちろん今日は
“シー”チキン(はごろもフーズ)一択。
ツナ缶の中でもレジェンダリーな存在であり、
ハイエンドツナ缶といっても過言ではない。
シーチキンには、
まぐろフレークとかつおフレークがあって
かつおの方が身が締まっててあっさり。
ガキの頃、まぐろフレークの方が美味いと思った。
母に「だからまぐろフレークの方が高いのよ」
と教えられたあの日。
ふと、そんなことを思い出しつつ
スーパーに寄ったけど、1軒目はまさかの空振り。
しかし2軒目はシーチキン・ワンダーランドだった。
「シーチキン ファンシー」
なんだ?! ファンシーって。初耳である。
その他、油漬じゃなくて水煮の「シーチキン 純」が
あったり、形状も「フレーク」じゃなくて
「チャンク」や「ソリッド」とかいうのがあったり、
「きはだ」「びんなが」とまぐろの種類も違うしで、
シーチキンの迷宮に彷徨い込んじゃったみたい。
これに関しては、いつか食べ比べしたいと
思いますが、また別の機会に。
ちな、レシピはこんな感じ。
■メイン材料(分量は適宜)
・きゅうり(たたき)
・わかめ(塩蔵)
・シーチキン
■調味料
・醤油(適量) ・コショウ(少々)
・マヨ or お酢(今日はお酢)
・胡麻油(欲しければ) ・砂糖(気持ち)
きゅうりは薄輪切りにするなら
塩を振って水抜きしておく(今日はたたき)。
そうすれば時間経っても
べしゃべしゃにならずに済む。
わかめもふやけにくい。
(塩抜きしたわかめの水もよく切ってね)
あとは材料と調味料を
ザーーーっと混ぜるだけぽ。
ツマミもできたし、さ、晩酌はじめよ。
まずはキンキンに冷やした
AKABU SEAで喉を湿らす。
しゅぽんって音とともに
フルーティだけど柔和な吟醸香にそそられる。
SEA(海)と名が冠されているだけあって
透き通るような飲み口です。
まるで海洋深層水を飲んでいるような感覚。
どんな感覚だよって話だけど、
天然由来の成分というか、なんかそんな感じ。
はは。分かりづらくてすまんが、
微かなガス感とアルコール13%ってとこも効いてる。
純米原酒でありながらススーっと入ってくのよ。
「……オイラは今、遠い南の島にいる」
果てしなく広い紺碧の空、どこまでも澄んだ蒼い海。
誰も訪れたことのない隠れた砂浜にテーブルと椅子を出して、
潮風に吹かれるヴァケーション。〜〜〜。
おっと、脳内リゾートへ一気に特急トリップ。
失礼した。
きゅうりとワカメのツナ和えをつまんで
日本へ一時帰国。
安定の美味さ。和惣菜の安心感にホッコリーナ。
さすがツナ缶の雄「シーチキン」。
脂が乗ってるし、口どけの食感がイイ。
と和んでると、
AKABU SEAの苺を思わせるジューシーな
風味と甘酸とが、ツナ和えの甘酸っぱさと出会って
想定以上のハーモニーを奏でた。マリアージュ!
オイラの今の気持ちは、、
「実力からすると、望外(ぼうがい)の結果」
もしくは、
「僥倖(ぎょうこう)としか言いようがない」
って感じさ。
(棋士・藤井四段語録より)
それに知ってた?
今日は「SEA(海)」つながりで、ツナ缶は、
はごろもフーズの「シーチキン」なわけだけど、
わかめって英語で「シーウィード(Seaweed)」。
海の草っす。
だから今宵のグッドマッチングは必然だったのさ。
「AKABU SEA」に、シーチキン、シーウィードで
シー・シー・シー、スリーシー。
これで太平洋・大西洋・インド洋、世界の三大洋が揃った。
きゅうりはさしずめ、大陸や島国と見立てる。
今夜はヴァーチャルに南国へトリップし、
「リゾート気分で、AKB3海 + 陸を制すウマックス!」
「AKABU SEA」のおかげで
今日はお家で南国気分だったけど、
この深いブルーのボトル持って海に出掛けたら
きっと気持ちいいだろうなー。
今年の夏こそビーチでクールにキメてみたい。
旅のエッセイでも読みながらさ。
それにしても、
AKBじゃなくて、NMB48・須藤凛々花さんの
結婚宣言には日土志も驚かされた。
まさに青天の霹靂!
そりゃAKABUも真っ青になるわ。なんつて。
AKABU。
略して「AKB」。
48本揃えれば役満である。
ほいじゃーね!
SEA(シー)。
海をイメージした深いブルーのAKABU。
まるで南国にいるかのようなリゾート気分を
演出してくれます。
キンキンに冷やしてカジュアルにどうぞ!
数に限りがあります。
お早目にご注文ください。
今週のつまみ
<きゅうりとわかめのツナ和え>
作り置き用に、いつもボウルいっぱいこしらえても、結局すぐ食べちゃうんだよね。
サミットストア 西小山店
〒142-0062 東京都品川区小山6-4-5
プロフィール
水取 日土志
(みずとり ひとし)
38歳(男性・独身)。西小山在住。
近所のかがた屋酒店でお酒を買って晩酌するのが一番の楽しみ。
出世するつもりは毛頭なく、職場でもお酒のことばかり考えている。
最近、ウンチクが過ぎて部下にウザがられていることを自覚したのか、
酒屋で仕入れた情報は、もっぱら猫か、かがた屋の新人にだけ話している。
西洋かぶれの一面もある。外見からは想像できないくらいチャーミング。