三連星のキホン。

★ 三連星 純米 吟吹雪
★ 三連星 純米吟醸 山田錦
★ 三連星 純米大吟醸 渡船

これがキホン。
キホン以外を味わいに挑戦するために
毎年チャレンジする仕込みがある。
それを番外と呼ぶ。

令和6酒造年度の番外テーマは、
最新精米技術「真吟」（原型精米＊1）での
磨き違いによる醸し。

第1弾は、仕込んだ気候の影響もあって
発酵が思った以上に進んでしまったにもかかわらず、
特有の薄っぺらい味わいにはならず、
お米もよく溶けて非常にバランス良い仕上がりに。

少し柑橘系を思わせる酸味と米の旨味があり、
60%精米だともう少し重くなりそうな味が
クリアでスムーズにするする飲めてしまう軽やかで危険なデキ。

おすすめ料理は蔵元曰く、
ほくほく大根にブリの旨味がしっかりしみ込んだ「ブリ大根」。
綺麗に引き出された米の旨味に、
出汁としょうゆベースのブリの身、大根がたまらなく合うそうです。
「気が付いたら一升近く開けてるなんてことにもなりそうなので、ご注意ください！！」
とのこと。

酒蔵が目指す滋賀酒の可能性。
新精米技術は新たな光明になり得るか。
「真吟」と従来の精米との違いをお楽しみあれ。

それが男闘己（オトコ）。
それが御闘女（オトメ）。
それがストロング。
そこんとこ、夜露詩句。

＊1：
精米機のパイオニア「(株)サタケ」が開発した新技術「原型精米」は、
米の腹と背中のふくらみを残したまま米の形に精米する精米方法。
通常の精米に比べ5%程度磨いたのと同等の磨きになると言われており、
必要な部分は残しながら米を磨きすぎないように開発された新しい精米技術です。
（詳しくはホームページをご覧ください）

商品について