※当商品は品薄のため、ご購入に際し本数制限を設けております。少しでも多くのお客様にお楽しみいただきたいので、ご協力の程どうぞよろしくお願いいたします

「荒走押切合併（あらばしりおしきりがっぺい）」とは何でしょうか。
まず日本酒の元になるのが醪（もろみ）ですが、
その醪を詰めた袋から滴り落ちてでき上がるお酒は、
搾りの段階によって3つの名称で呼ばれます。


◎荒走り（あらばしり）
醪の搾り初め、自然にしみ出てくる最初のお酒は「あらばしり」です。
香気立つ、荒々しくもフレッシュで軽ろやかな味わいが特徴です。

◎中取り
あらばしりの次に採られるのが「中取り」。
程よい圧力で搾られるため、バランスのとれた香り、味わいになります。

◎押し切り
そして最後の3つ目は、圧力をかけて醪をしぼり切る寸前の「押し切り」。
いわゆる「責め（せめ）」の部分で、厚みのある味わいが特徴です。


つまり、「荒走押切合併」とは、
あらばしり＝「荒走り」と、
責め＝「押し切り」をブレンドしたもの。
両方の特性を備えているため、
複雑さに富んだ香気・味わいが楽しめます。
一方「中取り」は、
優しく程よい圧力で搾られた部分のため、
高付加価値品として商品化されます。

当商品は「中取り」ではありませんが、
酒米の王様である兵庫県産「山田錦」使用、
かつ精米歩合35%ですから、
いわば鑑評会出品用の王道スペック仕込み。
この価格（3740税込）で市場に出ることはまずあり得ないでしょう。
（我々の感覚からすると「中取り」なら間違いなく11000円税込はします……汗）
しかも本生！ 
だけじゃなく「かすみ本生」とある。
つまり、フレッシュなお酒にオリが絡んで一層ジューシーってわけ。

酒屋にとっては、いわば蔵からのご褒美であり、
飲み手にとっては、間違いなく超絶お得。
日本酒ツウも泣いて喜ぶマストバイな一本です！

 

商品について